松川けんし「EL DORA DO」 |
当該地域の方にはお見舞い申し上げます。
作家のご好意により、20日(日曜日)まで、延長して作品を置かせて頂くことになりました。
但し、18/19/20(金・土・日曜日)の3日間です。
イベントも同時進行しておりますが、どうぞご遠慮なくご鑑賞ください。もちろん販売も続けます。
ギャラリー内も、大きな板が倒れたり、額の硝子が破損するなど少しトラブルが起きました。
東京の揺れであれだけ怖かったのですから、東北地方の恐怖はどれほどであったことかと思います。
地球はどうなってしまうのでしょうか? 次々起こる地震、環境の激変、人心やモラルの変化と、そのスピードに年寄りはついていけません。
慶応大学の藤田祐幸助教授によれば、山国で水も豊富な日本の電力は水力発電だけで十分まかなえるそうだ。わたくしも同感。足りなければ我慢すればいい。テレビが一日中放送していなくてもいいと思うし、コンビニも24時間空いている必要はないと思う。最近近所に出来たコインランドリーも、人っ子一人いないのに電気が煌煌と点いている。これをやめれば生活するだけの電気は足りるのではないか?
いつだって物が買えると思わなければ、あり物で工夫して生活するでしょう。
最近、近辺で引き売りの八百屋さんからお野菜を購入していると以前に記した覚えがあるが、野菜の旬がよくわかるようになってきた。収穫期があるのだ。知らないわけではなかったが。旬が終わった野菜は引き売りのリアカーには乗らない。スーパーにいつでもあるので旬を忘れていた。露地物野菜は切るとその臭いがする。人参の香りがこんなに豊かだとはついぞ思わなかった。
今回の地震で携帯がつながらなくなって、電話もつながりにくくなって、デイケアに出かけている母がどのようにして帰宅するのかわからなくて心配したものの、ちゃんと連絡がつくまで施設が看ていてくれたのにはとても感謝した。少しも不安を感じなかったようだ。
息子のことは心配しなかった。若いのだし、それに耐えられるように育てたので、なんとかすると思った。むしろ向こうが心配したようで、夜中にやっと固定電話が通じたと電話してきた。
「心配なんかしなくてよかったのに」とはいったが、気持ちが和んだ。
夫は帰宅難民になりかけて朝の4時半に帰ってきた。起きて待っていなくてはと思いながら、居眠りして音で目が覚めた。
不測の事態は想定しがたいものだが、今回の地震でいろいろ反省点も見つかった。
しかし、考えれば考えるほど怖さが増してくる。東京の直下型のときにはどんな揺れを経験するのであろう。